【コボルト環境】未鑑定アイテムについて
こんにちはちくわの達人です。
本日はコボルト環境新要素である、未鑑定アイテムの要素について考えます。
未鑑定アイテムは全部で3種類なのですが、どれも強めだと思います。
まず、総評なのですが、未鑑定アイテムのシステム自体が素晴らしいと思います。
簡単に効果を説明すると、未鑑定アイテムカードを手札に引いた時に、本来持っているカードの効果にプラスして4種類のうちからランダムで効果が発動するというものです。
引いた時に効果付与、これが使うときに付与だったら評価は180度変わっていたでしょう。
どういうことなのか一枚一枚見ていきます。
未鑑定の大槌(レア)
- 『手札になった時ボーナス効果を1つ獲得する。』
- 手札に引いた時下記4種の中からランダムで1種を得る未鑑定アイテムの1つ
・味方全体に聖なる盾を付与
・味方全体に攻撃力+1を付与
・味方全体に挑発を付与
・1/1シルバーハンドの騎兵を2体召喚
このカードが採用されるとすれば、アグロ系統のパラディンになります。
挑発付与がハズレですが、その他のカードは盤面を強化し勝ちにつながります。
しかしながら、パラディンには同じ3マナに勝鬨の剣があり、そのカードと比べると攻撃力2が足を引っ張るかといった印象です。
またアグロパラディンであればマーロック軸だと思うので、このカードでランダム効果に祈るよりも、3ターン目はマーロックを並べて温厚なメガザウルスにつなげたほうが強いでしょう。
したがって、このカードはあまり高い評価をしていません。
〜追記 2017/12/7〜
Twitterの方でフォロワーさんから、この武器が採用されるなら、1マナ多めのハンドバフパラディンになりそうという意見をいただきました。確かにマーロックではなくハンドバフであれば入るのかも知れません。勝鬨の剣との選択にはなりそうですが、スタン落ちした後は使われる可能性高いですね
未鑑定の盾(コモン)
- 『装甲を5獲得する。手札になった時ボーナス効果を1つ獲得する。』
- ・+10装甲
・5/5召喚
・5/2の武器装備
・5ダメージ与える
このカードは最も評価しています。入るデッキはコントロールウォーリアーでしょうから、このカードは6ターン目にテンポで出す、という流れにはならないと思います。
ここが先ほど総評で述べた引いた時付与の利点です。
ウォリコンのようなレイトゲーム。その試合では、必要な時にもっともカードの効果が発揮するタイミングでカードをきっていきます。つまりこのカードは引いた後、すぐに使う必要はなく、ランダムで得られた効果と盤面とリソースと相談しながら最適の瞬間に使える。これがカードの強さにつながります。
似たような事例で、ドルイドの広がりゆく虫害があります。相手のミニオンが1枚の時にこのカードは使わないでしょう。ミニオンが増えてきたタイミングでカードを使います。1/5を5体出せた時のバリューはすごく高いです。
未鑑定カードはそのランダム性から、敬遠されがちですが、それぞれの効果が最も活かされるタイミングで使用するので、使用してみると思ったより強いな、といった感想を持つかもしれません。
コントロール環境であれば1枚1枚のバリューで勝負していきますから、とりわけウォーロックの未鑑定カードは強いといえます。
未鑑定のエリクサー(コモン)
- 『ミニオン1体に+2/+2を付与する。手札になった時ボーナス効果を1つ獲得する。』
- ボーナスエフェクトはこのカードを引いた時に下記よりランダムで付与される
・生命奪取
・対象のミニオンの1/1コピーを召喚
・聖なる盾
・断末魔:このミニオンを手札に加える
上記の理由でプリーストのこのカードも強いと思います。
ただ、ウォーリアーと違いほかに優秀なカードが多すぎるのが難点で、なおかつ4枚の効果も控えめなものになってます。
そもそも、プリーストはバリュー勝負というよりか、いち早くラザDKを決めてヴェレンOTKを決めれば勝ちなので、未鑑定カードが今の環境に適していないような印象です。
ただ、来年スタン落ちすればコントロールプリーストには採用しうるカードだと思いますし、今でも断末魔プリに入りうると思います。
時期尚早なこのカードですが、いつか評価が上がるのではないでしょうか。
まとめ
未鑑定カードは、使用タイミングを吟味できる環境であれば輝ける。
今の環境だと、
ウォーリアー>プリースト>パラディン
といった順番で採用されそうです。
ギミックとしては面白いので全ヒーローで実装してほしかったです。
最後に宣伝なんですけどもー
以前
【騎士団環境】使ってて楽しかったデッキ - ちくたつストーン
で紹介したデッキの非ハイランダーウォーロックの動画を撮りました。
撮影のやり方とか編集が下手で、変にかっこつけた感じになってますが、
もし時間があればyoutubeの2倍速機能を使って見てください