時間が足りないのはなぜ
社会人の方はとても忙しい。
会社に所属することで、一般的には昼間には10時間近い縛りがかかり、趣味の時間や身の回りのことに対してかけられる時間というのは減っているはず。
にも関わらず、私の知り合いの社会人の方々は、色々な活動をしています。
週末には旅行に行ったり、おいしいランチを食べたり、自分の趣味に費やしたり...
それでいて文章をアウトプットしたり、動画を投稿したりするのだから、その活動力には目を見張るものがあります。
私自身、今継続的にブログを書くように努力をしていますが、少し大学の課題などが積もると睡眠時間を削る必要があります。
こんな時、もう少し時間があれば…時間は平等に与えられているんじゃないのかー!なんて思ったりするわけです。
しかしながら、非常勤講師として塾で教鞭をとる身になってから。先に述べた問題の本質はどうやら時間ではないのだとわかってきました
大切なのは回転率!集中して長時間やることではない
今、私は集団塾で教師をやらせてもらってます。
宿題を課すのですが、やはり能力は玉石混合。
しっかりと終わらせる生徒もいれば、本当にやっているのか~?と疑いたくなるような子もいます。
その差はつい3カ月前までは集中力の差ではないかと思っていました。
宿題の出来と問題演習中の態度を比較してみました。
すると宿題がしっかりこなせている生徒は新しい問題を前にしたとき、すぐさま解き方を私に質問してくるのです。
既習内容であれば復習不足じゃないかと一蹴するのですが、常に聞いてくるのは今までやったことない解き方が必要な未修の範囲でした。
その時、ハッとしました。
新しい問題を解く、解き方を学ぶという点では、考え込んで自力で回答を導き出す…のではなく、素早く先人に教えを乞うて自分のものにしたほうがいいのではないか。
教育のエキスパートではないので一概にそうすべきとは断言できないのですが、高校受験(私は中学生に教えてます)の数学では、とにかく問題をこなすのが良いと考えてます。
実際にその生徒たちは、数学においては、成績がいいです。
分散させることでバラエティな生活
集中して長時間取り組むほうが適している物事はもちろんあります。
でも本当は集中しても成果が上がらなかったり、余計に周り道をしている物もあります。
そういった事に時間を無駄に費やしてしまい、トータルで時間が膨張しているような気がします。
時々、休みの日に1つやることを決めて一気にまとめてやろうとしてしまいます。
そんな日はたいてい1つのことも満足にできず、1日を棒に振ってしまうのです。
やりたいことは分散させて、長時間はやらない。それが1日に様々なことに取り組むための秘訣だと思います。
実際に宿題をキッチリ終わらせる生徒たちは部活も熱心に取り組んでいるし、ドラマもYoutubeも見てるそうです。
とにかくスピードを高めて次から次に取り組むことが鮮やかな生活を送るのに必要なことですね。
とはいえ、この記事を書いている日。
面白くてランクマッチを5時間やってしまったのですが…
↓最後2時間で使ったデッキの残念な戦績