発言は積極的に!
先日インターゼミがありました。
簡単に説明すると他のゼミ同士で共同のゼミナールを行うことです。
投資に関するテーマで発表し、質疑応答を他のゼミ生が行うものでした。
共同で場を設けた相手のゼミ生は3回生で、私の所属するゼミの1つ上でした。
延べ、60名くらいですかね。大きな教室に集まっていました。
質疑応答として手を挙げるのはなかなか勇気が要ります。
普段講堂で200人以上の授業もあるのですが、その場で自分の意見を堂々と言えるのはたいしたものです。
到底私にはできません。
それに比べると、小規模だったため質疑応答に積極的に手を挙げることにしました。
始めの1回はものすごく緊張するのですが、繰り返すと慣れてきます。
質問する人が平然とやってのける姿がなんとなくわかってきました。
ただ、意見を発信するとやっぱりリアクションが返ってきます。
休憩時間に3年生の方にこのように言われました。
「アドバイスなんだけど、質問するときはどうして○○について考えなかったのか?ではなく今回触れていない○○についてはどう思うか?といったほうがいいよ」
かなり言葉選びには気を遣ったのですが、語尾が少し好ましくなかったそうです。
このように発言に対して指摘されることを出る杭は打たれると表現することができると思います。
もし仮に匿名で質問者である私のレビューをされたら罵詈雑言を浴びせられたかもしれません。
しかし、その指摘は杭を打たれた、と表現するには少しもったいない。
価値のある事だと私は思います。
正直、質問した直後は、質問をしっかり投げかけることができるんだ!相手に意見を申し付けられたんだ!という思いで浮かれてました。
しかし、それは傲慢・・・棘のある表現で固めた一方的な質問。
完璧じゃないことを指摘していただき、ハッとしました。
これに気づかせてくれ、なおかつ修正案も提示された、その結果自己成長につながりました。
どうも、日本では出る杭は打たれると表現されるように意見を発することにマイナスのイメージが付いているようです。
この一件を振り返れば全くそんなことはないのだと私は考えます。
頭の中で文章を組み立てながら言葉を発すると細かい表現に気を遣えません。
繰り返し練習しないと身につかないことです。
それを後から何か言われるからといってやらないのは結局何も身につきません。
内容が筋の通ったものであれば堂々と発言すべきです。
何もせずにいるのは楽なんですよね。でも、単なるオーディエンスに専念しているだけでは時間がもったいない。
質問しよう!と思って発表を聞くと、ものすごく集中できるんですよね。発表の趣旨もしっかり理解できた気がします。
インターゼミで3回生の方と合同でできたのはとても良かったです。
もしこれが同学年同士だったら指摘されなかったかもしれません。むしろ対立的な雰囲気になっていたかも…
そういった意味で先輩との学びは重要なんですね。本当
みなさんも失敗を恐れず色々なことにチャレンジしてみてください!
出る杭は修正される
そんな心構えで!