【Hearthstone】選択性から考えるナーフ予想
~追記 2018/01/30~
ナーフ情報が公開されました
【Hearhstone】ボーンメア・ラザ・パッチ・蟲がナーフ!Nerf後はシャーマン時代・・・間違いない【コボルト環境】 - ちくたつストーン
こんにちは。
ハースストーンの記事です。
先日、Ben Brode氏のツイッターにて、ナーフを示唆するツイートがされました。
コボルトと秘密の迷宮にナーフが?!【ハースストーンコラム】 - 海の巨人のつどい 【hearth stoneブログ】
↑詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ウンゴロでも、騎士団でも、ナーフ後はとても良い環境と感じる方が多かったのではないでしょうか。今回もしナーフをされるのであれば、上手い調整を期待します。
そこで私は、ナーフの予想についてカードの選択性という観点から考えていきます。
カードゲームにおいて様々なデッキやカードが採用されることが望ましいとされます。
ヒーローにおいてもそうですね。
ナーフ後の騎士団環境では全種類のヒーローが環境に台頭し良い環境と評価されていたように感じます。
カードについても同じような事がいえると思います。
選択性を与えるカード
・このカードは採用することもあるし、他のカードを採用してもよい。
と定義し、選択性を与えないカードのうち強すぎて採用しなければ勝率に著しい影響を与えるカードをナーフされるカードだと予想しています。
具体的に一枚一枚見ていきます。
ケレセス公爵
このカードは騎士団環境のナーフ後、環境に突如として現れました。多くのアグロにおいてこのカードは採用され、このカードを引けるか引けないかで試合展開が変わる、影響力の高いカードでした。
以前記事にもしましたが、ケレセス公爵は、選択性を与えるカードだと考えております。
騎士団環境では強い2コストのカードが少なく、アグロであればケレセスを採用する!とデッキ構築を狭めていたようなイメージです。
しかし、コボルトでは、zooではホムンクルス、アグロパラディンではナイフジャグラーやダイアウルフリーダーなど2コストのカードが使われるようになりました。
ミニオン主体のビックプリーストでもケレセス公爵の出番はないようです。
このようにケレセス公爵はデッキを制限するというデメリットがあることで、障害があります。その結果ケレセスを採用しないという選択肢が生まれている。
今後追加されるカードによっては新しいデッキも登場するでしょう。
ケレセスだけで1つのデッキタイプが成立、あるいは可能性を模索することができるので、存在しているだけで大きな意義があるカードだといえます。
よってケレセス公爵はナーフされないと思います。
心霊絶叫
このカードに多くのプレイヤーが泣かされたことでしょう。どんなに強い盤面を作っても一気にクリアされてしまう。断末魔さえ無効。
テンポの取り合いという観点から見て7ターン目までの盤面構築を無意味にしてしまうこのカードは非常にヘイトを集めていると思います。
しかしながらこのカードがなければ、アグロに対する対抗手段がないのも事実です。
コバルトスケイルベインやボーンメアによって体力をバフされた時、ドラゴンファイアポーションのみでは返しきることはできないことは騎士団環境で学べていたことでしょう。
特に、コボルト環境に入ってから、動員や蟲など、除去された後に素早く盤面を再構築できるようになりました。
アグロデッキに対抗するためにも必要不可欠だといえます。
私は、心霊絶叫はナーフされない、あるいはコストが8になる程度だと思います。
特にこのカードを評価したいのは、相手のリソースを補充してしまう点です。
コントロールは1体1体の強力な雄たけび持ちが多く、心霊絶叫の使いどころによっては再利用させてしまいます。
また、デッキ切れまで勝負が長引く際、心霊絶叫を使った際、相手のほうが有利に働く可能性が高いです。
全盛期のウォリコンミラーのように高度な読みあいを作り出すことができるとても良いカードです。
しかし、実際にはデッキ切れまで対戦できる環境ではありません。
なぜなら以下のカードたちがいるからです。
ヴェレンOTK
最速で5ターン目ラザ、8ターン目DKアンドウィン、9ターン目にヴェレンOTK
この流れは、多くのプレイヤーを苦しめてきました。
ヘイトを集める原因は、それまでの盤面を一切無価値にすることです。
キューブロックハンターの真骨頂!
— ちくわの達人 (@tikuwa_stone_) 2018年1月14日
心霊絶叫もDKも使った後だから返せんやろ pic.twitter.com/KxnPUHkCDc
このような盤面から
はい。 pic.twitter.com/UyzSnphLdh
— ちくわの達人 (@tikuwa_stone_) 2018年1月14日
一気に勝負が決まります。
そのため、カザカスプリースト側は盤面だとか、リソースだとか。一切関係なく
ただ、パーツをそろえることに専念すればよいのです。
実際にレジェンド達成したリストを見てみても、とにかくドローをすることを目指してます。
S45 レジェンド13位 たくみ ハイランダープリースト | ハースストーンデッキ検索 HearthGamers
もちろん使いこなすのはとても難しい!
1枚ずつしか採用できないため、除去呪文の使いどころが高度なプレイを要求します。
私が問題視している点は、ヴェレンOTKが勝ち筋の一つに収まらず、本線としてデッキが構築されている点です。
このことの何が問題なのかというと、ハイランダープリーストを作った際、
突き詰めていけば結局ヴェレンOTKを入れたほうが強いよねとなりうることです。
これは構築力や環境に左右されることなのですが、
私が実際にンゾス型のハイランダープリーストを構築した際、ヴェレンOTKが入ってないことによって明らかにパワーが落ちているように感じました。
それに対して、ンゾスにしたメリットがあるのかというとヴェレンOTKの決定力に勝る点がありませんでした。
つまり、コントロール型のプリーストが全てヴェレンOTK型の下位互換になってしまうのです。
これが今回掲題にある選択性を大きく欠いていることにあたります。
もちろん、ハイランダープリーストのデッキリスト1枚1枚全てが同じというわけではありません。
個々のデッキリストに特徴は見受けられます。
しかし、大きい枠組みで見たとき、コントロールプリーストのデッキの方向性を大きく制限しているのがヴェレンOTKの存在でしょう。
したがって、私はヴェレンか思念撃破、あるいは、ラザDKどちらかがナーフされると予想します。
それから、回廊漁り蟲についてですが…
3000文字越えてしまったので今日はここまでにします。
蟲はもう明白ですので、語る必要がないかもですね。
皆さんはナーフをどのように予想しますか?ツイッターで楽しく拝見しています。